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法華講宣照寺支部 支部結成式

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法華講宣照寺支部 支部結成式 (平成18年8月27日)

 宣照寺において、法華講宣照寺支部の支部結成式が厳粛かつ盛大に執り行なわれました。
 その模様が妙教(機関誌)に掲載されましたので、以下に全文掲載させていただきます。


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京都府宣照寺 支部結成式行なわれる

 宣照寺は、本年三月十八日、御法主日如上人の大導師を賜わり落慶入仏式が奉修された、新寺院である。
 宣照寺の講員は、元白蓮講支部、一部の元平安寺支部、一部の元妙清寺支部の方々である。
 これらの方々が、宣照寺を菩提寺として、新たな出発をしたのが三月十八日、それから約五ヶ月を経て、八月二十七日、晴れて支部結成式が行なわれることとなった。
 指導教師西田秀得御尊師は、思いやりのある温かい支部を作っていきたいとのことで、講員一同は、西田御尊師のもと、地涌倍増に邁進することを、喜びのなかに誓い合った。

役員認証授与

 

京都府宣照寺
 支部結成式行なわれる

 「決起の年」も残すところ四ケ月になろうとしている八月二十七日、午後二時より、京都市伏見区の法光山宣照寺において、法華講宣照寺支部結成式が厳粛かつ盛大に執り行なわれました。
 宣照寺は、本誌一六四号、講中アラカルトでも既にお伝えした如く、京都市北区妙清寺の元信徒総代を務めていた河原義明氏、並びにその夫人で、元妙清寺白蓮講支部の講頭の河原定子さん御夫妻が、伏見区桃山に所用していた六階建てのビルを日蓮正宗に寄進し、さらに日蓮正宗で改修工事を行ない、仏具を搬入して建立された近年稀に見る新寺院です。
 本年三月十八日、総本山より、第六十八世御法主日如上人猊下をお迎え申し上げ、晴れて新寺落慶入仏式が執り行なわれています。
 特に御法主日如上人猊下におかせられましては、御登座あそばされてから、初めての新寺落慶入仏式の大導師を厳修なされた寺院であり、また本堂安置の板御本尊は、御隠尊日顕上人猊下の最後のお筆止めとなる御本尊であり、両上人猊下に極めてご縁の深い寺院であります。
 これは、落慶入仏式以後のこととなりますが、御隠尊日顕上人猊下御夫妻には、本年八月のある日、大変御多忙の中、また御遠路にもかかわらず、わざわざ伏見区宣照寺まで御下向、御訪問を賜わりました。西田秀得御尊師御夫妻はもとより、地元所属の檀信徒にとりまして、この上もない歓びであり、寺院の歴史に刻まれる尊い記念日となることは間違いありません。
 さて、寺院が建立されてから約五ヶ月。宣照寺は、元白蓮講支部、一部の元平安寺支部、同じく一部の元妙清寺支部の三支部の信徒が寄り集まって出発した寺院です。
 新寺院ですから、法華講支部の組織は、新たに宗務院の御許可をいただいた後、一からの出発をすることになります。三支部の寄り合い世帯ということですから、信徒間をまとめていくことは並大抵のことではないと予測されました。御住職も御信徒も、互いに種々御苦労があったことと思いますが、西田御尊師には今までの経験と指導性を発揮され、信徒間をよくまとめられて、この度の法華講宣照寺支部の結成式を迎えることとなりました。
 結成式には、北近畿布教区宗務支院長の妙清寺住職・菅原信了御尊師をはじめ、布教区内の各御住職が出席されました。また大講頭であり、北近畿地方部の地方部長である河原昭太郎氏をはじめ、地方部の幹事、理事の各役員、各支部講頭以下各支部代表の講員、地元宣照寺支部講員等が多数参列しました。
 結成式は法要の部と式の部とに別れて行なわれました。まず法要の部では、同寺住職西田秀得御尊師の導師のもと、献膳、読経、唱題と如法に行なわれ、下種三宝尊に御報恩と御報告がなされました。小憩の後、式の部に移り、菅原支院長より講頭の河原定子女に支部組織結成の許可書が伝達され、続いて西田住職より講頭以下支部認証役員に対し認証状の伝達が行なわれました。

 

[奥山副講頭]            [河原地方部長]


 続いて経過報告では奥山副講頭より、今まで歩んできた数々の苦難を克服し、独り立ちできる支部となった旨の話がなされました。地方部を代表して祝辞に立たれた河原地方部長は、御隠尊日顕上人、御当代日如上人と宣照寺との深い因縁を披瀝すると共に、日如上人の御指南のまま折伏に邁進し、三年以内には三百世帯を達成し、さらに一千世帯の陣容となる支部を目指すように、と激励されました。続いて布教区を代表し、支院長に代わって登壇した川井副支院長は、両上人の御慈悲にお応えしていくためにも、初心を忘れることなく、唱題を重ね、御命題達成に精進していただきたいと祝辞を述べられました。河原宣照寺支部講頭よりは、それぞれ結成式に参列した僧俗に丁重にお礼を述べ、大聖人の立正安国の実現に向かい精進していく旨の決意を以って講頭謝辞としました。

 住職挨拶

[河原講頭]              [西田御住職]


 指導教師西田御尊師は、かつての御隠尊日顕上人の御指南を引き、思いやりのある温かい支部をつくつていきたいとの方針、並びに御法主日如上人猊下御指南の「強盛にして揺るぎない堅固な信心と普段の精進」を心がけ、地涌倍増と大結集を目指していく決意を語り、宣照寺信徒であることに誇りを持って広布に精進して欲しいと挨拶されました。その後、参加者全員で「地涌讃徳」を合唱し、題目三唱をもって式の部は終了しました。

宣照寺合唱団

[宣照寺合唱団]


 その後、記念撮影が行なわれ、宣照寺支部結成式は午後四時前に無事終了しました。
 宣照寺支部は今後、京都広布の一翼を担い、弥よ僧俗一致、講中異体同心して精進していくことと思います。