宣照寺 Senshoji

日如上人猊下御親修写真集

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法光山 宣照寺 落慶入仏式 (平成18年3月18日)

 京都市伏見区桃山の地に、新たに日蓮正宗の寺院が建立され、御法主日如上人猊下の御下向を仰ぎ奉り、法光山宣照寺の落慶入仏法要が晴れやかに、盛大に執り行われました。
 今後は地域広布の中心として、その任を果たしていくこととなります。

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山号除幕式 読経

山号額除幕式              入 仏 式

 

慶讃文 目録奉呈

慶 讃 文             河原氏目録奉呈

 

日如上人お言葉 八総監ご祝辞

御法主日如上人猊下お言葉         八木総監ご祝辞

 

住職謝辞 記念植樹

西田御住職謝辞              記念植樹

 

御法主日如上人猊下御言葉


 このたび、京都市伏見区に一宇を建立寄進せられた河原義明氏御夫妻の信心強盛な赤誠によりまして、本日、御本尊様を御安置申し上げ、宣照寺の落慶入仏法要を奉修した次第であります。
 申すまでもなく、本宗における寺院というのは、それぞれの地域における弘通の法城であります。大聖人様の正義を一閻浮題に広宣流布していく大事な拠点が寺院であります。その寺院を一宇、建立せられた功徳というものは、まことに大なるものがあると存ずるのであります。大聖人様も御書のなかで徳勝童子の例を挙げられて、その御供養の功徳については諸所においてめでられておられます。あるいは貧女の一灯の例を挙げて、その尊い御供養の志というものも仰せあそばされております。
 特に、前御法主日顕上人猊下より御下命いただいた「平成21年・『立正安国論』正義顕揚750年」の佳節までいよいよ残り3年その大事な時に、このような立派な寺院が建立せられましたことは、宗門にとりましても、皆様方にとりましても、これほど力強く、また、この上ない喜びではないかと存ずる次第であります。これもひとえに、河原氏夫妻の尊い外護の赤誠の賜物と、心から感謝申し上げるものであります。
 私達には、3年後に迫った「地涌倍増」と「大結集」をなんとしてでも達成していかなければならない大事な使命が存すると思います。この宣照寺の落慶入仏法要を1つの契機とされまして、皆様方にはなお一層、御精進せられますことを心から願うものであります。
 なお、本日、落慶入仏法要を迎えるに当たりまして、御入仏いたしました御本尊様は前御法主日顕上人猊下がお認めあそばされた御本尊であります。日顕上人様の御在職中にこの桃山寺院のお話があり、日顕上人様もそのことについては深くお喜びあそばされまして、そして御本尊様をお認めくだされ、本日の落慶入仏法要を迎えた次第であります。
 皆様方には、日顕上人猊下のお心を心として精進くださることを重ねてお願いいたしまして、簡単ではありますが、私の言葉といたします。

 

御祝辞 宗務総監 八木日照御尊能化


 本日はもったいなくも京都の地に総本山より御法主日如上人猊下の御下向を仰ぎ奉り、当法光山宣照寺の落慶入仏法要がこのように晴れやかに、盛大に執り行われ、まことにおめでとうございます。
 ただ今の経過報告にあったとおり、河原義明氏御夫妻の強い信心に基づく、御本尊様への篤い御報恩の一念と、並々ならぬ護法の志が基となって建立された尊い道場であります。宗務院といたしまして、その尊いお志に対し、心からの敬意を表すると共に、厚く御礼申し上げます。
 遠く遡って、古い歴史を有し、広く人口に膾炙(かいしゃ)するこの伏見・桃山の地において、今までのビルディングが見事に生まれ変わり、新たな生命の息吹を満々と湛え、崇高な使命を担う広布の道場として颯爽(さっそう)と登場いたしました。何とすばらしことでしょうか。
 その根本中心と仰ぐ本堂御安置の常住御板御本尊は、御先師第67世日顕上人のお認めになるところ。 そして本日、その落慶入仏の大導師をあそばされるのは、御当代第68世日如上人であられます。まさに、このたびの御代替をそのままにお示しになられるお姿であり、当寺において永く語り継がれていくことと思います。
 また、建設に携わり、当方の意を受け、見事に改装工事を仕上げてくださった株式会社竹谷組様、また仏具の天晴様、たいへんありがとうございました。発注者として厚く御礼申し上げます。
 このたび、御法主上人から当寺の初代住職の御任命をいただいた西田秀得師は、今まで九州・熊本の地に在って法城を護り、布教の拡大進展、教学の研鑚と興隆を図り、有言実行の精進を重ねてこられた道念堅固な方でありあます。また、宗会議員として宗門的な視野から宗勢の発展に力を尽くしてこられた実績もお持ちです。
 本日から当寺において活動を始められますが、一日も早く、新たに所属した御信徒方の心と力を一つにまとめて講中を組織し、布教区の住職各位とも心を合わせ、御法主上人の御期待に添い奉る御奉公を、と願うものであります。
 そして、何卒、当寺建立を志し、多大な護法の赤誠を示された建立発願主の尊い信心の誠に十分応える、目覚ましい発展を遂げるすばらしい寺院となられるよう、心から願って、お祝いの言葉といたします。

(大白法 平成18年4月1日号より抜粋)

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